マンションにはすでに出入り口付近に向けて、1台の防犯カメラを設置をされていましたが、10年程前に設置をしたということもあり、映像の画質があまり良くないということから、マンションオーナー様から防犯カメラシステムのリニューアルのご依頼を頂きました。また、既存のカメラではカバーしていないマンションのエントランス部にも、新規で防犯カメラ設置もお考えでした。
改修前の既存の防犯カメラ設置写真です。カメラアングルは現状のままをご希望でしたので、設置位置はそのままポール取付の形で、既存のカメラを取り外して、設置をさせて頂きました。
改修後のポール取付の防犯カメラ設置写真です。今回のカメラは、設置後に画角の調節ができ、一定の明るさがあれば夜間でも撮影が可能な防犯カメラを設置させて頂きました。
配線は、もともと設置されていた防犯カメラのケーブルをそのまま利用も可能でしたが、オーナー様がケーブル劣化を懸念されておりましたので、新規で配線をし直し、配管はそのまま既存の地中埋設の配管を利用し、マンション裏の中継部まで持っていっています。
新規のエントランス部の防犯カメラ設置写真です。外観を損なうことなく、ご入居者様に威圧感を与えたくないとのことでしたので、小型で高画質なドーム型カメラ「KPC-VD61NU」を設置させて頂きました。
もともと設置されていたポール取付カメラの地中配管は、マンション裏側のBOXまできていたので、エントランス部のカメラをマンション裏側の新規で設けたプルボックス(中継BOX)へ貫通をし、2カメラを中継BOXで合流をさせ、レコーダー設置箇所まで2カメラとも外壁をVE菅で配管をしています。
オーナー様からは、以前のレコーダーと比べ、マウス操作で扱いも簡単で、録画映像も綺麗だとお褒めの言葉を頂きました。レコーダー上に置いているのが、カメラ用の集中電源です。カメラ2台の電源をここから供給しています。
今回は長期間の録画映像を記録するために、モーション録画設定にさせて頂きました。
誤動作が心配でしたので、少しランニングをして様子を見ていましたが、人や猫など動く被写体が映像に入ってきたら、正確に反応をしていました。あまり人通りが多い場所では、撮りっぱなしになるので不向きとも言えますが、葉っぱなど風で揺れるものなどがある場合には、その箇所にマスクをして感知を外すことも出来るので、設置状況、用途によっては大変便利な機能です。
学生マンションということもあり、オーナー様のご入居様に安心した学生生活を送って欲しいという願いからマンションのセキュリティに力を入れていることを強く感じました。弊社防犯カメラを2台導入したことにより、いままで以上に快適な生活が出来るよう心から願っております。
[cft format=0]