弊社近くのビルオーナー様より、既設防犯カメラシステムのリニューアルのご依頼をいただきました。カメラ2台+レコーダー+モニターの構成です。既設の防犯システムを設置されてから、かなりの年数が経っているとの事で、まずは現状の確認から始まりました。
現状を確認すると、カメラはかろうじて動作しているものの、映像も暗くボンヤリしている状態です。また、レコーダーは完全に壊れている状態でした。下記の写真はリニューアル前のカメラ映像です。日立製の重畳型カメラが設置されておりました。
こちらは交換後のカメラ映像。比較すると一目瞭然です。カメラも長年使用すると劣化していきますので、定期的なリニューアルをお薦めいたします。
工事業者の作業風景です。手早くスピーディーな作業を行います。
リニューアル後のカメラです。今回、採用したカメは、小さいながらも防滴防破壊型となっているので、様々な場所での設置にお使いいただけます。
こちらもリニューアル後のカメラです。階段を使って侵入してくる不審者を警戒します。元々設置されていたセンサーライトはそのまま残しているので、夜間でも人が近づけば明るくなって撮影を行う事が出来ます。
今回設置したカメラは、重畳型カメラではありませんので、電源をどこから確保するかが重要となります。元々配線されていたケーブルは同軸ケーブル1本ですので、同軸1本で映像と電源をやり取りできる同軸伝送装置を採用しました。これにより、費用が抑えられる他、カメラの選択肢を増やす事が出来ます。
モニターの設置状況です。今回はVGAにて接続していますが、今後、レコーダーを変更した場合でも対応できるよう、HDMI・VGA・コンポジットの全ての映像端子に対応しているモデルを選択しています。
録画映像のバックアップを静止画キャプチャーしました。記録した映像は、USBメモリを使って抜き出す事ができ、PCにて再生を行えます。証拠提出などの際に、有効な手段となります。
レコーダー・モニターの設置状況です。
以前に設置されていた状況では、狭い場所に詰められて設置されており、操作がしづらく環境的にも機械に良くない状況でしたので、少し移動をして環境の良い場所に設置をしています。普段あまり見ないと言って、ホコリが溜まりやすい場所や狭い空間に置いてしまうと、機械の劣化を早める事に繋がりますので、設置をする際は、十分にお気をつけください。
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